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理事長あいさつ

理事長 柿澤 善樹朝日町は、主に旧東海道に沿って南北に民家が並んでいます。

東海道は昔から、多くの人が往来してきました。ある人は江戸へ京へ。また、ある人はお伊勢参りへ。そして、街道の周辺には、おのずと民家が立ち並び、朝日町の旧小向村、旧柿村では、いわゆる「桑名の焼き蛤」が街道筋の軒先で松毬を燃料に用い焼いて売られていました。地元の方や私も、物心ついた頃には旧東海道を「おうかん」と呼んでいました。「おうかん」は現在の様に自動車が多くなるまでは、単に交通路ばかりでなく子ども達の遊び場であり、地域の人々の生活の場そのものでした。「おうかん」すなわち「往還」、これが当施設の名前のいわれです。

近くには円形校舎の朝日小学校、朝日中央幼稚園、川越高校、川越中学校、朝日町健康福祉センター「さわやか村」、川越町いきいきセンターなどが存在し、文教福祉地区とも言える好環境の中に在ります。

老いも若きも、あたり前のように「人生を往ったり来たり」します。若い人も誰もが老いていくのです。老いてなお「人生を往ったり来たり」する場として、この「往還」が高齢者のためになればと考えています。

特養は「終の住処」としての役割も大きくなってきています。長い人生をやすらかに全うする場として、ご高齢者が楽しく、喜び合って過ごせる「往還」でありたいものです。私どもは、ご高齢者と共に楽しみ、喜び、そして悲しみをも分かち合えることを願っています。

以前、本木雅弘主演映画「おくりびと」が数々の賞を総なめにし、話題になりました。
特養職員も、まさに、「おくりびと」といえる。

理事長 柿澤 善樹

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